私たちが捉える
6つの接点からご案内します。

桐と日本人

もともと日本の暮らしには桐が息づいていました。

桐箪笥は、花嫁の嫁入り道具として生活習慣の一部になり、大切なものをしまう場所として重宝されていました。

その大切な桐文化を見直してみると、モノを大切にする日本人の心や、合理性にかなった優れたモノづくりの歴史に対面します。

私たちは色あせつつある日本人と桐の文化を守りたいと考えるのです。

 

桐と暮らし

桐箪笥に触れた事がある方なら、その手触りのやさしさや、軽さ、時代を経て色合いを変える表面など、多くの特徴が分かるはずです。

しかし、桐にはそれ以上に、暮らしにうるおいを与える効果があるのです。まず、その肌触りは、人を自然の力で癒す効果があります。

そして、柔らかさ、桐の床を素足で歩くと、柔らかさの心地よさと、ほのかな温かさが実感できます。

さらに、防虫性、耐火性、私たちの暮らしをやさしく守ってくれる効果に関心が高まります。

 

桐と現代社会

日本は今、高齢化社会が急速に進んでいます。

高齢者世帯の増加、高齢者が同居する住まいには、バリアフリーという設計スタイルが導入されていますが、建築部材として桐を使うことで、足下の柔らかさと温かさ、ドア等の軽い開け閉め、防火性など、さらに高齢者にやさしい住まいづくりが実現できるはずです。

 

桐と安全安心

桐の建築部材は基本的に無垢材によるものです。

したがって、アレルギーの心配がなく、ハウスシック症候群も無縁です。

さらに、防虫効果が高いため、住まいを害虫から守ってくれます。

柔らかく温かい特性は、小さなお子様が育つ環境にも最適で、安心安全な暮らしを実現することができます。

 

桐と家族

桐の床、桐の壁、桐の家具、桐のドア。

桐のやさしさに包まれた住まいにはやさしさが満ちあふれ、集う家族全員が幸せを実感できます。

やさしさの中で、家族の団らんは一層深まり、いつも会話に満ちた暮らしが生まれるはずです。

 

桐とエコロジー

桐は柔らかいので、長持ちしないという間違ったイメージを持つ人もいますが、桐は桐箪笥を見れば分かる通り、長持ちする木材です。

時間が経つにつれ、色合いが変わってきて表情も豊かになりますが、一皮むけば、最初の頃の鮮やかなほど白い表情が甦ります。

長く使って、浪費しない。モノを大切にする象徴でもあるのです。

さらに、桐という樹は、成長が早く、2〜30年で、建築部材として利用できる大きさ(太さ)になります。

植樹のサイクルを守れば、消費のサイクルを上回り、地球にもやさしい暮らしに大きく貢献できます。

 

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